「菊花賞で3連単を取りたいけれど、3000mという長距離でどう予想を組めばいいかわからない」「人気の馬だけじゃなくて穴馬も絡めたいけどリスクが怖い」──そんな悩みを持つ競馬ファンも多いでしょう。この記事では、過去10年のデータ・脚質傾向・血統傾向をもとに、3連単で狙える仮の上位3頭(+押さえ馬)を紹介します。JRA-VANの過去データ(勝ち馬の人気・脚質)・ウマニティなどの傾向分析を参照しながら予想を構築しています。
私が考えた本線はこれだ!!
私の3連単本線予想は、エネルジコ → レクスノヴァス → ミラージュナイト の順とし、押さえには ジョバンニ と ショウヘイ を加えたいと思います。長距離適性・血統・脚質傾向を総合して考えてみました。

この並びの理由…
まず菊花賞の過去10年データを見てみると、勝ち馬には以下の傾向があります。
- 勝ち馬の人気順位:過去10年で勝ち馬は上位7番人気以内。10番人気以下で勝った例はほとんどありません。
- 脚質傾向:ウマニティの分析によれば、最終4角10番手以降の馬が頭で突き抜けた例は過去10年でほぼゼロ。つまり、10番手以内で仕掛けられる馬が有利ということになります。
- 前走着順:過去10年で前走4着以下馬の優勝例は非常に少なく、前走3着以内馬の好走例が多いことがわかります。
- 血統傾向:過去10年の勝ち馬の血統傾向では、サンデーサイレンス系が7頭、キングカメハメハ系が3頭という内訳。要するにサンデー系が強い傾向があるということです。
これらの傾向をふまえて、菊花賞2025の出馬予定馬リストを元に、有力馬を選定します。
エネルジコはルメール騎手が騎乗予定とされ、血統適性・騎手実績という点で魅力があります。レクスノヴァス、ミラージュナイトも長距離対応力の血統構成が注目されており、先行〜中段あたりで競馬を作れて差し脚も持つという脚質バランスが期待できると見る予想系サイトもあります。
ただし、これらの予想は現段階では除外馬・枠順未決定という不確定要素があります。ご注意ください。

具体的な買い目と狙うシナリオ
想定する3連単買い目の組み立て例は以下のようになります:
本線:エネルジコ → レクスノヴァス → ミラージュナイト
フォロー:エネルジコ → ミラージュナイト → レクスノヴァス
押さえ:レクスノヴァス → エネルジコ → ミラージュナイト
押さえ:エネルジコ → レクスノヴァス → ジョバンニ
押さえ:エネルジコ → レクスノヴァス → ショウヘイ
この構成では、エネルジコを1着軸とし、2着・3着に能力の拮抗しそうな馬を置き、押さえで穴馬を少し入れています。特に2着・3着での入れ替わりも想定して順序を入れ替えた構成も持ちたいです。レース想定としては、前半ペースはやや落ち着き、後半4角で上位馬が動き出す展開。エネルジコが中段外めからじわりと進出し、差し脚を伸ばして先頭、その後ろでレクスノヴァス・ミラージュナイトが続くという展開をイメージしています。馬場が乾いて高速化すれば前寄り馬が有利になる可能性もあるため、馬場発表によっては本線の重みを調整する必要があります。
資金配分を考えるなら、本線に厚め、順序入れ替え券を抑え、穴狙い分を少額に抑えるのがリスク管理上妥当です。※資金配分の考え方は前の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。

感想
私自身は、このレースではエネルジコの1着を信じたいという思いがあります。ルメール騎手とのコンビ、長距離適性、そして血統背景を考えると、この舞台で勝ち切る力を持っている可能性が高いと感じています。とはいえ、菊花賞は波乱が起きやすいレースでもあり、人気薄の馬が飛び込む可能性を無視してはいけません。私ならミラージュナイトを敢えて3着以内に入れておく布石を打ちつつ、枠順が不利にならない限りはこの予想構成をメインに据えたいと思います。最終的には当日の枠順・馬体重・馬場を見て、買い目を調整することが不可欠ということ強く記しておきます。
まとめ
私の菊花賞2025の3連単予想では、本線として「エネルジコ →レクスノヴァス→ミラージュナイト」を配置します。これを中心に順序入れ替え・押さえ馬(ジョバンニ・ショウヘイ)を組み合わせることで、安定と波乱のバランスを狙った買い目構成です。傾向としては、勝ち馬は上位人気、脚質は中段より前、前走3着以内が多く、サンデー系血統馬が強いというデータがあります。これらを踏まえた仮の予想ですが、最終判断は枠順・馬場・当日情報を反映させて柔軟に補正することを強くおすすめします。この記事を参考に、あなた自身の予想戦略を持って菊花賞に臨んでいただければ嬉しいです。
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