『チェンソーマン レゼ篇』最終累計興行収入予想|ネタバレなしで分かる公式データからのリアルな分析

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「チェンソーマン レゼ篇、どこまで興行収入を伸ばせるのか気になる」「テレビアニメ版ファンだけど、映画がヒットするかどうか予想がつかない」──という悩みを持つ方も多いでしょう。
本記事では、公開初期の興行データ、国内アニメ映画の過去実績などをもとに、最終的な興行収入を慎重に予想します。

結論、私の現時点での予想は…

現時点で観測できる動きを加味すると、「最終興行収入 50〜70億円」が妥当な予測レンジと考えられます。良い条件が揃えば80億円台に届く可能性もありますが、100億円を超える水準はハードルとしては非常に高いと考えられます。

現時点でのおさらいと考察

まず、公開初日および序盤の実績を確認するとレゼ篇は非常に好スタートを切っています。公開初日に興行収入 4.2億円、動員 27.2万人を記録しました。 
公開3日間で累計興収 12.5億円、動員約80万7000人を突破し、週末ランキングで初登場1位を記録。 
さらに、公開4日間で興収 15.2億円、動員約98万人を突破。
公開10日間時点では累計興収 29.8億円、動員 196万人を突破。
公開2週目も勢いを維持し、週末3日間で動員 52.3万人、興収約 7.99億円を記録し、2週連続1位を獲得。累計で興収 29億円を突破。

これらのデータから公開後中盤・後半の興行推移を過去アニメ映画のケースと比較してレゼ篇のポテンシャルについて考えてみました。

  • 多くのアニメ映画は、公開2〜3週をピークに減速します。ただし、口コミ・定着人気が強い作品はロングラン化し、週末・平日で安定した興行を残すことがあります。
  • 同ジャンルのヒット作(「鬼滅の刃」無限城編など)は、国内で数百億円水準に達していますが、チェンソーマンはややジャンルが限定的でグロい要素が強いため、そこまで大きな普遍的支持を獲得できるかは未知数です。 
  • また、制作会社MAPPAの資金構成、プロモーション展開、上映館数拡張、特典配布なども実収益を左右する要素となるでしょう。

これらを考慮すると、初動の勢いを維持しながら公開3〜4週目以降もある程度の動員を保てれば、50〜70億円水準は十分視野に入るという見方ができます。ただし、100億円超えを狙うには、異例の持続力・拡張性・海外展開が大きな要です。 

最終累計興行収入のシミュレーション

例えば、公開初週に15億円出た作品が以降、週間で60% → 50% → 40% → 30% → 20%と推移すると仮定した場合、中盤以降の累積で総興収は 50〜60億円程度に落ち着くシミュレーションになります。
また、特典や上映形式(IMAX・4DXなど)の拡張、地方上映の追加、再上映キャンペーンがうまく機能すれば、+10~20%程度の上乗せも可能でしょう。
つまり、良条件を仮定した「上振れシナリオ」だと70〜80億円あたりも候補に入りますが、そのためには中盤以降の動員維持力と話題性の持続がカギとなります。

感想・まとめ

個人的にはレゼ篇は初動力が非常に強いので、最終で60〜65億円あたりに着地する可能性が高いと感じます。80億円近くまで伸ばしたら大快挙ですが、100億円超えは “鬼滅/呪術級” の支持がなければ難しいと見るのが現実的でしょう。

ファンとしては原作・アニメ版の評価が高く、キャラクター人気も強いため、口コミ拡散力には期待できます。上映館拡大や再上映施策がうまく展開されたら、想定以上に伸びる可能性もあります。ただしアニメ映画全体としての“爆発的な優良作品”との差別化をどこまでできるかが勝負だと思います。

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